第11回 学生マジック選手権の審査について

コンテストにおける審査基準

学生マジック選手権では以下の3つの要素について審査員が吟味し、配点していきます。
今回、初めて行うクロースアップ部門についても同様に考えております。

●技術/不思議さ/不可能さ
●エンタテイメント性
●演出

それぞれを10点満点として、

1〜3点 ひどい

4点〜7点 平均的

8〜10点 素晴らしい!

といったような基準でそれぞれ点数を付けさせていただきます。

●技術/不思議さ/不可能さ
●エンタテイメント性
●演出

それぞれを、10点の30点満点として、評点していきます。

拮抗した場合や、図抜けている場合には以下の要素も吟味します
●オリジナリティ

学生マジック選手権では、その成り立ちから、マジックを知らない人が審査員を務めることが多くありました。オリジナリティについてはマジックに造詣の深いメインの審査員が考慮することになります。

総合して最も優れた演者が1位、2位として選出されます。
総合すると受賞にはならないのだけれども、特に突き抜けた何かがある、という場合は
特別賞として選出される場合も過去の例ではあります。

過去の特別賞の例としては
●アイデアが面白い
●マジックではないのだけれども、最も観客が湧いた
●1位、2位とほぼ拮抗しており、審査員の中で評価が割れた
●テクニックが凄かった
●ルーティニングが凄かった
●表現力が凄かった
●○○にぴったりな演技なので、ぜひ出演してもらいたい

などがあります。

考え方といたしましては
●このコンテストを皮切りに、他のコンテスト(国内、海外)にどんどんチャレンジしていってもらいたい
●社会人になってからも、その熱を保ってマジックを演じてもらいたい
という想いがあります。